Brand/
TSPTR x PEANUTS

Country/Region of Manufacture/
made in Portugal

Color/
White / Navy

Material/
Premium weight slub Portuguese cotton

Size/
XS 身幅48cm 着丈 64cm
S 身幅 50cm 着丈 67cm
M 身幅 52cm 着丈 71cm
L 身幅 54cm 着丈 72cm

Condition/
Brand New

『TSPTR』から
”PEANUTS”とコラボレイトしたベースボールTシャツの入荷です。

TSPTRは数年前にカリフォルニアで出会ってから
個人的にも親交のあるRussさんがやっているUKブランド。

古くからVintageの"Peanuts"のグッズ収集家でもある彼ら『TSPTR』
とにかく筋金入りの”スヌーピー好き”な洋服屋さんが作ったTシャツです。
（もちろん英国オフィシャルの公式ライセンス品です）

どこか、懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

時は遡ることおよそ50年前、、、
オリジナルは1968年の米国大統領選の時に、実際に使われていたデザイン。
当時アメリカでは直面していた途方もない複雑な社会情勢、キング牧師、ロバート・ケネディ暗殺の悲劇、泥沼化したベトナム戦争など、混沌する時代背景の渦中で若者たちの間では、様々な分野で多種多様の新しいカルチャーが産まれていました。
そんな中でPeanutsの作者であるSchulzが創り出したメッセージは
”Snoopy for President”
そのスローガンを旗印に、描かれたポスター、Tシャツ、スウェットやピンバッジなど多くのグッズが作り出され、たくさんの民衆、心の中に闇を抱え込んだ人々の（そして有権者の）心を捉えたんでしょうね。そのキャンペーンは短い間でしたが、西海岸を中心に確かにその熱を帯びていったそうで。
それを受けてカリフォルニア州では実在しないキャラクターの名前を候補者として、投票用紙に書き込むことを禁止する法律までその時に生まれたそうです。
”Snoopy For Head Beagle"
その時代に漂っていた、どこまでも自由な空気感（と閉塞感）
一匹の犬に投票することなんて、考えつくでしょうか？
その時その場所でしか、起こり得なかった出来事。
バックグラウンドを如実に窺い見ることが出来る、実に深い画のように感じます。

そして2020年の今、この世界の状況でこそ着るのも一興でしょう。

脱線しましたが、Tシャツとしてのクオリティも最高です。
彼ら『TSPTR』こだわりのポルトガル製で、とても柔らかく肌触りの良いコットンが使われています。
着て、洗ってを繰り返すほどに馴染んでいく感覚は病みつきに。
主にスウェットやTシャツを製造しているポルトガルの工場はLVC（リーバイス・ヴインテージ・クロージング）と同じ工場だそうで、その高いクオリティも頷けます。

肝心のプリントも、シルクスクリーンによる1960-70年代の古き良き時代と同じ製法。手刷りで一枚一枚、丁寧に施されています。

僕の個人的な感想として。
まず、薄すぎず、分厚すぎないこ生地がちょうど良く感じます。
アームは細めで重ね着もしやすそうな印象。7分袖というよりは8.9分くらいあります。
着用感としては70-80年代のアメリカ古着のような少しタイトなイメージですが。身幅はゆったり目ですので、ヴィンテージにありがちな窮屈な感じましません。
ネックラインはキツすぎないように、少しゆとりを持たせてありますが、かといってすぐ伸びてしまうようなものではなく、しっかりと縫製されています。
このようなベースボールTでは定番の裾の始末がロックミシンではなく、ラウンドしながらもしっかりと折り返し、縫い込まれているのもいいですね。こんなのありそうで、なかなかありません。

ヴィンテージ、古着を知る人にこそ着てみて欲しい
そんなTシャツです。

是非この機会にお試しください。

”TSPTR”
スニーカーとスポーツカルチャーをベースにしたUKのブランドで
元々は"TRAINER SPOTTER"と言うブランド名だったんですが、TSPTRに変えて2014年頃にリニューアルしました。

ブランド名の『TSPTRは』アメリカ建築の三大巨匠のひとりルイス・サリヴァンが有名にしたフレーズ「形式は常に機能に従う」をコンセプトに
「TRUTH・SYMMETRY・PLEASURE・TASTE・RECOGNITION」
の頭文字を取っています。

かつてTRAINER SPOTTERのグラフィックメインのアプローチから、TSPTRではプロダクトメインに移行して、彼らの最も得意とするPeanuts、Snoopy関係はもちろん、60年代から80年代アメリカ黄金期のスポーツウェア、それにミリタリーやカレッジスタイルなどを加えた所謂アメカジを、生産地（ヨーロッパや日本）や、出来上がるそのプロセス、バックグラウンドにも徹底的にこだわり、僕たちの大好きなカリフォルニアの乾いた空気感を感じる製品へとアップデートさせています。

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